好きなTaNaBaTaの曲で打線組んでみた【東方アレンジ編】
こんにちは。
あにーはイケメン。おもちです。
今回はそんなイケメンサークルTaNaBaTaの打線を組みますよい。
元々、このサークルとの出会いは中学生のころ聴いていたニコニコ動画のスキマツアーでした。岸田教団の時も言ってたかもしれませんが、私スキマツアーからの影響物凄い受けてるんですよね。あの頃の東方スキーさんならば共感できるはず。
その頃はまだファーストアルバムのセツナライトしか出てない頃で、Strawberry SongとかUnknown Girlとかが人気だったんですよね。
まだ発表した曲数が少ないころから追いかけていったので、新曲が出るたびにワクワクして何度も何度も聴き返していた記憶があります。新譜のクロスフェードが出るたびに100回ぐらい聴いてました。嘘です。盛りました。
とまぁそんな出会いの話はさておき、気付けばあにーも10年以上も活動を続けてきたわけで…
東方アレンジのアルバムだけでもそこそこの数があります。そんな中で厳選して9曲選ぶのはほんと…!きつい…!
もっとパンピー受けする選曲に出来たんでしょうが、私の好みを詰め込んで選曲しましたのであんま共感得られないかも。
↓↓↓結果発表↓↓↓
- (右)Chocolate Me Down
- (中)コハルイロツイスティング
- (捕)スターオーシャン
- (一)Violet Fuzz
- (二)勿忘草色
- (遊)カレイドスコープ
- (三)White Wall
- (左)りぐるりぐるりぐる
- (投)アヤメクリスタル
1.(右)Chocolate Me Down
「君がくれた世界で一番 甘いチョコレートひとつ」
「揺れるハートに浮かぶ星屑の愛 惑星のかたちに列をなし」
アルバム:白い宇宙
原曲:ラストリモート
白い宇宙は発表が2014年頃なので、ちょうど私が東方から離れだした頃に出たアルバムなんですよね。なので、気付いたら新アルバム出てた!試しにクロスフェード聴いてみるかぁ。ってぐらいの気持ちで聴いたんですがまぁかっこいいわ。
やっぱりアルバムの一発目の曲はこうでなくちゃね!
こいしの掴みどころのないキャラクター性と、星屑や惑星という言葉から連想されるスケールのでかさが絶妙にマッチして、不思議な浮遊感のある曲になっていると思います。
曲名の意味は分からんですが、雰囲気は抜群によき。
2.(中)コハルイロツイスティング
「花びらのスカートの天使
流れ出すアイラブユー、ダンスチューン
さあダンスタイム」
アルバム:コハルイロツイスティング
原曲:東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.
春色小径 ~ Colorful Path
オリエンタルダークフライト
たぶん誰に聴かせても気に入るんじゃないかっていう自信がある曲!
あにーの曲で原曲が3曲もあるのは珍しいんじゃないですかね。
曲名にもあるように、楽曲から感じるイメージは春。爽やかさの中に感じる切なさがほんとにもうあにー節全開なんだよなぁ。テンポのいいサビは聴いていてとても心地がいい。イントロのピコピコした電子音もクセになりますね。
わりとストレートなラブソングなので万人に受ける曲だと思います!
3.(捕)スターオーシャン
「ねえダーリン、夢見がちなの
少女の明日はいつでも」
アルバム:Star Ocean e.p.
原曲:東方神霊廟 ~ Ten Desires.
デザイアドライブ
サビの「ねえダーリン」の繰り返すフレーズが印象的な曲。毎度のことながら始まり方がワクワクする。
歌詞で勝負してる(と思ってる)あにーの曲の中でも、かなり力を入れている曲なのではないでしょうか。恋する女の子のトキメキみたいなものが詰まった曲で、一回聴けばその魅力がすぐに伝わるんじゃないかと。ほんとなんでこんな素敵な詩を書けるのであろうか。。。
ぶっちゃけこれ4番打線でもいいかなと思ってた。ほんと選曲だけじゃなくて順番も重要だから迷っちゃうよな~。
デザイアドライブは原曲もアレンジも優秀だし、聴いてて安定感があるね。
4.(一)Violet Fuzz
「君の手を離したら何も見えないような気がするから
透明な日傘の下で君の夢だけ見てる 」
「お願い私の名前を呼んで もう一度君の声で 」
アルバム:サクラツナギ
原曲:ネクロファンタジア
エグいぐらいの名曲。あれだけの人気曲で秀逸なアレンジが多いネクロアレンジの中で、あにーだけにしか出せない世界観がバリバリ出てます。ほんと唯一無二の雰囲気。
歌詞から想像できる幅が広すぎるというか、単純な恋模様とかそんなものじゃなく、紫というキャラクターの神秘性が際立つようなアレンジ。
とにかく歌詞がとても好きで、好きな部分を並べていくと際限がないんですが
どうしようもないやりきれなさを表した「伝わらない気持ちを集めて 切り裂いた絵の具をぐちゃぐちゃに並べてみる 」という歌詞はもはや天才的。
こういった抽象的なフレーズの中にありながらも、実はそこに隠された感情はとてもシンプルなもので、その余韻を溜めに溜めたあとのラスサビ前のフレーズ「お願い私の名前を呼んで もう一度君の声で 」はストレートに胸に響く。こういうのをキラーフレーズっていうんだよ!
あにーは曲の構成もうまい。ほんとズルいと思う。
このサークル、初期のころはアルバム全編通して同じ原作の曲を使用していたので、アルバム全体のまとまりが強かったような気がするんですよね。コンセプトアルバムみたいな感じで、原作の世界観をアルバムを通して表しているというか。
そんな中で2作目にリリースしたこのアルバムは、妖々夢の楽曲を全編通してアレンジしています。アルバムの雰囲気に浸りながら流し聴きしている中でも、この曲の完成度は頭一つ抜けてたなぁという印象。
5.(二)勿忘草色
「世界中の嘘を見つめてる太陽の下で
ふたりのことだけは見抜かないで」
アルバム:カナデレイン
原曲:東方永夜抄 ~ Imperishable Night.
千年幻想郷 ~ History of the Moon
これは前述のViolet Fuzzと曲構成が似てるんじゃないかと思っている曲。曲構成というか歌詞のストーリーと言ったほうがいいかも。
両者ともイントロなしですぐ歌い出しから始まる曲ですが、出会った頃や共に過ごしていた日々、そういった過去を懐かしむようなフレーズを最初に持ってきてます。
「夏の始まりはいつも淡い光の中で
揺れてるスカートの端がにじんで
跳ねるトビウオに見えた」
これだけですぐ頭の中に楽曲のイメージが沸く。淡い光というのは憧れや遠い存在というか、おそらく届きそうで届かないような距離にいる相手との関係性を感じさせます。揺れるスカートを跳ねるトビウオと例える美しさ、こんな言葉の引き出しは私にはありません。
「悲しそうに震えてる君のその瞳の奥へ
そっと忍び込めたなら二度と帰れなくてもいい」
ここもすごく素敵な表現じゃないですか?
こんなことあにーの声で歌われたらもう……もう……(吐血)
ロックアレンジといえどもサビに爆発力があるわけではなく、全体通して同じテンポでゆっくりと流れていくようなアレンジです。
それでもその歌詞の世界観が美しくて、聴き終わる頃には一つの小説でも読んだかのような気持ちになります。最後のフレーズが「勿忘草色した思い出を 愛の中に閉じ込めた」なのも味わい深い。
ゆっくり噛み締めて何度も聴き返してしまいますね。
6.(遊)カレイドスコープ
「浮かび上がる極彩色の蝶の羽根が重なって
万華鏡のようにこの想いを惑わせるけど
言葉にしたら無くなりそうだから
今はそっと終わらない夢を見る」
アルバム:コガネイロファンタスティック
原曲:妖々跋扈 ~ Who done it!
当時はこの曲がめちゃくちゃ好きでね~、あにーのホームページが古かったころに応援メッセージみたいなのを送ったこともあります。
その時はコメント返しみたいなのもやってくれていたので、私の「カレイドスコープ大好き!こんな曲かけるのはあにーしかいないよ!最高!」みたいなメッセージに「ありがとう!」って一言返してくれてたのが忘れられない。
和風なアレンジですが、今聴いてもギターがジャカジャカ鳴っててかっこいいっす。Aメロの時裏で旋律なぞってるピアノも地味に好き。サビで何度も出てくる「言葉にしたら無くなりそうだから~」というフレーズに、奥ゆかしさを感じますね。
7.(三)White Wall
「忘れ方なんていつだって
教えてあげるって呟いて
白い壁を見てた 」
アルバム:サクラツナギ
原曲:ブクレシュティの人形師
人形裁判 ~ 人の形弄びし少女
ちょっとマイナーかもしれませんが、いやいやかっけぇんだわこれが。
結構ゴリゴリのロックアレンジなので、このアルバムの中じゃちょっと浮いてるような気もする。「白い壁を見てた」って病んでるっぽい歌詞が素敵よね。
原曲は特別好きな曲ってわけじゃないんですが、あにーのこのアレンジで化けたなぁと思いました。アリスは二次創作でやたら不憫な扱いを受けることが多いですが、その薄幸さからは想像できないような勢いがありますね。
まぁ、あにーは必ずしもキャラクターのイメージと曲を結び付けているというわけではないと思いますが。それでもキャライメージにはピッタリの曲。
8.(左)りぐるりぐるりぐる
「『恋はいつもそう 後出しでいいの』
ずるそうな目で笑った」
アルバム:カナデレイン
原曲:東方永夜抄 ~ Imperishable Night.
蠢々秋月 ~ Mooned Insect
このキャラ名繰り返すタイトルシリーズはファーストアルバムのセツナライトのころから続いていて、もれなくみんな名曲なんですが
私はこのりぐるりぐるりぐるが一番好きです!
私、東方の原作は永夜抄が一番好きなんですが、プレイしてる中ではリグルって完全にノーマークだったんですよね。曲も含めて。そんなリグルに大人の色気を感じさせられた曲です。
ちなみに私があにーのアルバムの中で一番好きなのも、永夜抄アレンジをまとめたカナデレインです。
9.(投)アヤメクリスタル
「繋ぐ手を緩めたら
もう二度と触れられない気がしてた」
アルバム:アヤメクリスタル
原曲:蓮台野夜行 ~ Ghostly Field Club
少女秘封倶楽部
これは久々にクリーンヒット喰らいました。最近のアレンジの中じゃ一番中毒性がある。とはいえこのアルバム出たのももう4年前なんですけどね…。
毎度おなじみ、あにー書くのストーリー性の高い歌詞は、やはり秘封倶楽部の蓮子とメリーの切ないつながりを感じさせますね。
あにーに限らず、やはりどうしても昔ハマってた頃のアルバム曲を聴きがちで、近年の楽曲は数回聴いて数曲気に入るかどうかってとこなんですが
この曲は私の作業用BGMとして現役で活躍してます。笑
これまでの長い物語の最後を締めくくるのにはふさわしい曲。切ない余韻を残してくれます。
というわけで、これも前々からやりたかったあにーの曲の打線でした!
にしても選曲に迷った。セツナライトの曲が1曲も入ってなかったのは自分でもちょっと意外だったかも。
わりと有名どころは抑えたつもりでしたが、やっぱStrawberry Songとか恋色少女とか、最近の曲だったらKILLER TUNEとか黄金航路とか入れたほうがしっくりくるかな?
個人的には落日とかテンプテーションとかも入れたかったんだけどね。。。残念ながら漏れました。。。
いずれはオリジナル曲もやりたいなーと思ってます!